今や生活に欠かせないものとなったSNS。「今ここにいる」といった投稿や「こんな会社で働いている」など、個人情報をたくさん投稿している人もいるだろう。また、パスワードの管理のために電話番号や本名を収集しているSNSも多い。
そんななか、「信用できない」と思われてしまっているSNSはなんなのか。しらべぇ編集部では全国の20代~60代のSNSユーザーに「信用できないと思うSNS」を調査。結果をランキング形式で紹介する。
■第5位:GREE(8.6%)
5位はGREE。ゲーム中心のSNSだが、過去に子供への高額請求や超過課金などのトラブルを起こしたこともあり、信頼性に疑問を感じるユーザーが存在している様子。
もちろん現在はそのような問題は改善されているのだが、過去のイメージから未だに不安感を持っている人がいるのかもしれない。
■第4位:Facebook(10.3%)
4位はFacebook。「知り合いかも?」に元交際相手が登場する、自分の居場所に基づいた情報が表示されるなど、監視されているような感覚に陥ることがある。
高い機能を有しているSNSではあるのだが、それが却って信用を損ねてしまっているのかも。
■第3位:Twitter(12.5%)
政治家や芸能人など、超名人を含めて数多くのユーザーを持つTwitterが3位に。
パスワードの流出が原因と思われる「乗っ取り」もあり、信頼性に不安を感じる人もいるようだ。また、ツイート内容や位置情報からターゲッティングされた広告が出るため、「情報を収集されてる!?」と話題になったのも記憶に新しい。
■第2位:LINE(14.4%)
2位にはメッセージ通話アプリとして広く普及するLINE。SNSとして他の追随を許さない存在だが、信用性については意見が分かれている様子。
有名芸能人の不倫問題でメッセージ内容が流出したことも話題になり、「いつか自分の情報も流出するのでは?」と思っている人がいるのだろう。
■第1位:mixi(15.1%)
多くのSNSを抑えて1位となったのはmixi。招待制が受けていたのにもかかわらず自由登録が可能になったり、足あと機能を一時廃止したりといったことが、ユーザーが離れる原因になった。
やはりユーザーの要望と乖離した仕様変更があったことで、「この機能も変えるのでは?」と、信用もなくしてしまったのかもしれない。
(©ニュースサイトしらべぇ)
mixiが1位となった「信用できないと思うSNSランキング」だが、ちなみに「その他」と答えた人が46.1%。信用できないSNSはないと思っている人や、今回の候補には挙がらなかった出会い系をメインにしたSNSなどを思い浮かべた人も多いのかも。
あくまでも調査結果であり、元々の利用者が多いが故に、上位になった面も大きいだろう。また、仕様変更で不信感を持たれるケースが少なくないだけに、多数のユーザーを抱えるサービスはその舵取りが、ユーザー数の変動に直結することも多そうだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代のSNSユーザー638名 (有効回答数)
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